リキッド凍結とは
限りなく生に近い冷凍
食品の鮮度を保ったまま素早く凍結する方法です
機械
鮮度を閉じ込めうまみを逃がさない凍結装置『凍眠』
冷凍でありながら商品の鮮度を可能な限り保ったままお客さまにお届けできます。
ドリップを極限まで減らし食感も損ないません。
解凍時の品質変化
『凍眠』は冷凍食材を悪くする原因のひとつであるドリップ(解凍時にでる赤い液体)を極端に減らすことができます。
ドリップには食材の持つたんぱく質、アミノ酸塩類、ビタミンなどの栄養分やうまみのもとで、これらが失われると食品の味や品質が劣化します。
なぜこのような品質の
差が生まれるのか?
「凍眠」は氷結晶を
大きくしない
だから
細胞破壊しない
20倍の凍結速度を生み出す技術が
最高の冷凍品質を生み出す
『凍眠』は、液体の中に浸漬させ冷凍をかける特殊な技術で、他のフリーザーでは出来ない凍結速度を安定的に発揮することが可能です。
その技術が氷結晶を肥大化させず細胞破壊を限りなく起こさず、品質を劣化させません。
だから、解凍時にチルド品と間違えるほどの高品質が達成できます。
世界中の凍結品をドリップ0%へ
- リキッド凍結に関するお問合せ先
- 機械について=株式会社テクニカン
特許出願済み
マグロの流通:課題とメリット
※この商品については、特許出願済みです
株式会社アルティフーズ・船橋魚市株式会社・中央化学株式会社の3社での共同出願です
凍結スピードの速い「凍眠」の能力を生かし、寿司・刺身用の生食冊の凍結商品開発を行っております。
鮮度劣化の早い「生まぐろ」の業務用ロング冊を熱伝導率の高い材質で作った専用トレーに入れ、形状密着度の高い専用袋で脱気真空後、凍結。
商品の特徴
- 誰にでも同じ形状の刺身・寿司ねたが切れます。
- 凍結する事でアニサキス食中毒を防止できます。
- 他魚種も同じ形状が実現し、商品化が簡易になります。
- 冷凍だから、必要分のみ解凍して使えます。
容器
左の画像は、柵取りした本マグロを、リキッド凍結機能をフル活用するため開発した容器に、詰めた状態です。
耐寒性・耐熱性・耐油性に優れた素材を用いて、専用に開発した容器デザインは、食材を衝撃から優しく守り、保管・物流を容易にしています。
凍結専用トレー
凍結専用トレーの素材特性と、切り身との隙間が少ない設計で熱伝導率がアップし、凍結スピードを早めます。
一般的な発泡素材と凍結専用素材で熱伝導の違いを比較
リキッド凍結時の食品代用品の温度変化を見ますと、サンプル①に使われた凍結専用素材の方が温度低下が速く、熱伝導率が良い結果となりました。
冷凍時の温度変化について、冷凍を開始して9分を経過した時点で、食品代用品温度に約20度の違いを確認しています。
- リキッド凍結に関するお問合せ先
- 容器について=中央化学株式会社